ボトックス治療

ボトックス治療

ボトックス治療について

歯ぎしり、噛みしめ、顎関節症で
顎が痛い方へ

食いしばって「歯が痛い」「アゴが痛い」「肩が凝る」このようなお悩みはございませんか?
ボトックス治療は顎関節治療用マウスピースが合わない方、上記のような症状が強くてお困りの方におすすめしている治療です。

ボトックス治療の目的

ボトックス治療の目的

食いしばる方はとくに、咬筋がよく発達しています。
咬筋とは、噛んだり口をあけたりする時に頬を触ると動く筋肉です。
その筋肉にボトックス注射をすることにより、筋肉の力が弱まり症状を軽くする効果が期待できます。

ボトックス(ボツリヌストキシン)の安全性

ボトックスは、ボツリヌストキシンと呼ばれる複合毒素から抽出されたボツリヌスを構成するタンパク質です。
ボトックス治療ではボツリヌス菌から抽出されるタンパクを無毒化したものを使用するため、菌自体を用いることはありません。
日本では、眼瞼けいれんなどの治療に対して厚生労働省から承認も受けている安全な治療です。
ボトックスは筋肉を緩める作用が期待でき、歯科では歯ぎしりや食いしばりの治療に用いられます。

具体的な治療方法

具体的な治療方法

ボツリヌス菌自体は活性化させないと効果がありません。
当院では施術直前に活性化したボツリヌス菌を用いて規定量(薬事法の規定量)を咬筋に打ちます。

痛みについて

痛みについて

一番細い注射針を使いますので、歯科の麻酔より痛くないというお声を頂くことが多いです。
また、患部をよく冷やしてから施術をすることで痛みの緩和を行っております。
ご希望の方には笑気麻酔も可能です。(※別途:2,200円(税込))

効果について

効果はすぐには現れません。
2~3日後から感じる方が多いです。外見は変わりませんが一週間後のチェックでご来院の際には張っていた咬筋が柔らかくなっているのがわかります。

効果の持続期間について

効果の持続期間は個人差があります。
一般的には、3~6ヶ月が目安です。
効果が薄れてきたなと感じる頃(アゴが再び疲れるようになった、歯ぎしりをしているなど)にボトックス注射を再び打たれると、その効果も実感しやすくなります。
そのため、当院では定期接種をおすすめしてしています。

治療当日の流れ

ボトックス治療についての説明を行い、同意書をご記入頂きます。

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患部を冷却します。(10分)

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ボトックス注射を行います。(3分)

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再び冷却します。(10分)

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術後の注意事項のご説明を行います。
その後、お会計をしその日はご帰宅して頂きます。

術後のチェックを行います

当院では、必ず1週間後にチェックのためにご来院頂きます。
これは、ボトックス剤は、タンパク質のため活性化後、保存期間が短く徐々に効果が薄れてくるからです。
そのため、その前に来院していただき効果が薄い場合などは、必要に応じてボトックス注射を追加でさせて頂くこともあります。

その他の注意事項
  • 3ヶ月は男性も女性も避妊をお願いします。
  • 当日は化粧を控えてください。
  • 注射後2〜3時間は患部を動かさないでください。
  • 施術当日の飲酒はお控えください。(※入浴は可能です)

費用について

ボトックス注射(1回) 30,000円(税別)

よくある質問

  • 痛みはありますか?
    注射針を刺す時の痛みはあります。薬剤を投与した後は、少し重くなるような感覚になります。
  • ダウンタイムはありますか?
    ボトックス注射にダウンタイムはありません。施術後、すぐに帰宅していただいて問題ありません。
  • 施術後に飲酒しても大丈夫ですか? 
    ボトックス治療を行った当日と翌日は、お酒を飲むのを控えてください。
  • 施術後に通院する必要はありますか?
    施術してから1週間後に、一度ご来院いただきます。経過を見て特に問題がなければ、その後の通院は不要です。